デボンレックスは、いたずらっぽい見た目と性格の猫の妖精です。彼らはその風になびく巻き毛のため、映画「スターウオーズ」の「グレムリン」に似ていると頻繁に記述されています。デボンレックスは、短く波打つベルベットのような巻き毛に覆われた中型～小型で筋肉質な猫です。

イギリス・デボンの廃スズ鉱山に住んでいた巻き毛のオス猫が祖先です。1960年Beryl Cox（ベリル・コックス）は三毛白猫と野生化した巻き毛の猫が交配した仔猫を得ました。その子猫のうち一匹の茶色がかった黒いオス仔猫が父親ゆずりの巻き毛を持ち、Kirlee（カーリー）と名付けられました。Beryl Cox（ベリル・コックス）は最初のコーニッシュレックス・Kallibunker（カリバンカー）とKirlee（カーリー）を交配しましたが、このふたつの巻き毛の遺伝子が違うものであることがわかりました。

彼らの体温はほかの猫と変わりませんが、彼らの被毛が柔らかく熱をあまり遮断しないため、まるで柔らかい湯たんぽのように暖かく感じます。理由ははっきりしていませんが、彼らはほかの猫ほどはアレルゲンとなるたんぱく質を生成しない、低アレルギー性であると認識されています。

画像参照：Wikipedia　Devon_Rex/p>